セミナーの様子です
バーチャル参加してみましょう
こちらのフォトは、2023年に一般社団法人臨床美容再生医療学会との共催セミナーとして行った時の記録です。ほとんど実習のハンズオンセミナーです。
臨床美容再生医療学会主催セミナーにつきましては、こちらをご参照くださいませ。
1.エントランス
会場の入り口には看板がありますのですぐにわかります。
歯科衛生士の麻酔ってどんな感じなんだろう?どんなクリニックから来ているのだろう?。
いつもながらセミナー前のちょっとしたドキドキ感・ワクワク感。
2.お出迎え
緊張もつかの間、気やすいスタッフがお出迎えいたします。手が空いていれば、講師陣も自らお出迎え。
グループごとに配席しておりますのでご案内いたします。お一人でご参加の場合も大丈夫、スタッフがサポート&ご対応させていただきます。*現在はお一人参加はできません。
3.講義とガイダンス
はじめの1時間は講義。歯科衛生士の麻酔について
1.歯科衛生士法の解釈
2.厚生労働省の見解
3.日本歯科医師会の見解
4.各種学会の見解
をお話します。合法ですので自信をもって打ってください。
5.注射部位の相互確認
注射する部位をクリニック様ごとのグループ内で相互確認をします。この時点では針は刺しません。
実際の口腔内での注射器の方向や安定性、針の角度などを確認します。
4.模型での注射実習
歯科麻酔は、ほとんどの場合初めての経験になるのではないでしょうか。
麻酔を打つ場所、深さ、量、そして注射器をもって行く方向、針の向きなど、とにかく何度も実際に打ってみて確認してゆきます。
お一人お一人に模型と練習用の注射器をお渡しいたしますので、納得ゆくまで練習できます。模型はお持ち帰りいただけますので、院内でも練習してみてください。
6.お一人様でご参加の場合
口腔内を模した模型(頬部・口唇部つき)でも実習を行っていただけます。
むき出しの模型ではわからなかった挿入角度など、実戦さながらに注射の実習をしていただくことができます。
7.麻酔施術相互実習
さあいよいよ麻酔注射の実習です。ご同伴の先生自らが歯科衛生士さんの麻酔被検者になるケースも見受けられます。相当信用と期待をしていらっしゃるのだと思います。
8.緊急時の対応(AED)
緊急時の対応も重要なカリキュラムです。ここではエピペンの打ち方と、AEDの操作方法を実習します。
胸骨圧迫とAEDは、グループごとに講師が回りますので、お一人お一人に実際に操作の実習をしていただけます。ちょっと力仕事です。
8.痛み回避のための表面麻酔
麻酔時の痛みを軽減するために、表面麻酔を使われる場合も多いと思います。このセミナーでは、表面麻酔の作用を増強させ、かつ、刺入点も同時に消毒・消炎のできる表面麻酔カクテルもご紹介しています。高浸透表面麻酔薬の効果をぜひ体感してみてください。
9.ルート確保(留置針)
歯科医院は医療機関ですので、緊急時のルート確保も重要な危機管理のひとつです。
エピペンだけでは対応できないアドレナリンの静注も、ルート確保ができていれば可能になります。
また、Peroco、急化Per.AAなどの際の抗生物質の点滴をはじめ、アンチエイジング歯科外来で使えるマイヤーズカクテル、ダイエット点滴、美白点滴にも応用ができます。
10.セミナーの様子(点描)
11.認定資格について
受講終了後に、自宅あるいはクリニックにて、総務省消防庁の応急手当WEB講習を受講していただきます(無料)。確認テストに合格すると受講証明書が発行されます。
受講証明書が発行されたら、学会事務局に受講して証明書が発行された旨をご連絡ください。
ご連絡を確認し
歯科衛生士さん:歯科麻酔施術歯科衛生士認定証
歯科医師:歯科衛生士麻酔指導医
の資格認定証をお送りいたします。
認定機関は3年です。更新時には自己申告で結構ですので、麻酔のケース数のご報告をお願いいたします。更新料は税抜き10,000円です。
12.厚労省サイトへの掲載について
ご希望に応じて、「歯科衛生士による安全な麻酔を実施することができる医療機関」として、日本歯科リスクマネジメント評価機構の倫理審査委員会による承認が得られていることを、厚生労働省のサイトに公開することが可能です。
費用は月額16,500円で、これには倫理審査委員会に諮る書類作成料・倫理審査料・議事要旨作成料・厚生労働省サイトへのアップ手数料などすべてが含まれています。厚労省の指針により、年次更新となっておりますが、更新時の諸費用もすべて月額の中に含まれています。
公開内容は、歯科衛生士による麻酔だけではなく、たとえば、歯科ボツリヌス治療を行っていることや、その他先制統合的医療を行っている内容など、5項目まで掲載することが可能です。